半私的雑記帳

なんかテキトーに何でも感想を書いたりするやつ

ELEMENTARYの話。

ELEMENTARY(邦題:エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY

 

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皆さんご存知の方も多いとは思いますが、やたら近年流行っていたりするシャーロックホームズもの。

 

 

近年のドラマ関係ではイギリスが早いというかガイリッチーの作った映画(ロバートダウニーJrホームズ、アイアンマンホームズ)やBBC制作のシャーロック(ガンバーバッヂホームズ、Dr.ストレンジホームズ)の方が先行していました。

そんな時勢に乗ってか乗らずかアメリカはCBSが作ったものがこちらの作品になります。

 

あらすじ

舞台はニューヨーク。

ジョニー・リー・ミラー演じるシャーロックホームズはロンドンの警察顧問として事件捜査に協力する日々を送っていたが『おくすり』にはまってアメリカの更生施設に送られる。

施設を出所した後は昔のつてを頼りNY市警で顧問として捜査協力するシャーロック。

そして物語は彼のもとに薬物依存改善のサポートをする「付添人」としてジョーン・ワトソン(ルーシー・リュー)がやってきて・・・というところから始まる。

 

どんなドラマなの?

冒頭で殺人事件の死体かなんかが見つかって、市警経由でホームズのところに話がいってワトソンと一緒に調査して推理するけどちょっと裏があって二転三転して犯人を特定してめでたしめでたし(ただしその間に何度もシャーロックは倫理的問題を起こしたりする、ワトソンが主に振り回される)

だいたいこんな感じ。

 

 

以下主観的コメント

 好きなところ

 

・シャーロックをはじめ個性的な登場人物

まずシャーロックからして傲慢、ヤク中、冷血で事件解決のためなら倫理的に問題がある行為でもためらわない人物。

そしてどうやらさまざまなシャーロックホームズの創作物の中でも稀らしい女性設定のワトソン。

ここらへんかなり尖ってんなーと思いましたが、それよりなにより、

 

ルーシー・リューがやたらミニスカとか履いてて「このキャラ一体何歳くらいの設定なの!?」ってなる。

ルーシー・リュー50歳だよ????

いくらアジア系の顔は欧米では若く見られがちだって言っても限界とかない???

 

他にもまあネタバレになるんでアレですがMがつく方々とかもだいぶ尖った設定ではあります。 

 

 ・ホームズとワトソンの関係

最初は「更正施設帰りのヤク中と付添人」

次第にホームズの手腕を学び「探偵の師匠と弟子」

からの「探偵として人間として対等なパートナー」

へと移り変わっていくのがたいへんよい。

 何がいいかって安易な男女関係に発展しないのがいい。  

バディものとして互いが互いを理解して、でもそういう関係にならないのがいい。

 

・変わっていく登場人物たち

ホームズが最初傍若無人で他者のことを思いやらない天才の奇人みたいに描かれている。

それがシリーズを重ねていくにつれ自分が心を許した人物に社交的にふるまったりしていくのを見ると成長してるんだなぁと感じたり

西尾維新の言うところの人間強度が下がってるってやつだなぁと感じたり

 

まあそれと反対になんかワトソンが社会からどんどんはみ出していってるような気もしますが多分全然気のせいではない。どんどんピッキングとかうまくなるし。

 

 

おわりに

とまぁいろいろありますがあんまり書くとネタバレも大きくなるので探偵もの、男女バディもの(恋愛要素とはちょっと違うかな?)、三木眞一郎田中敦子が好きな人はみんな見ればいいんじゃないかなって。

Amazonプライムで見放題配信してますので。

日本語吹き替え最高にかみ合ってるのでこだわりなければ吹替でいいと思う。

 

www.amazon.co.jp

 

まあまあご長寿な人気シリーズになるかなと期待してたのだけれどシーズン7での打ち切りが決まって悲しい。

とはいえ最後まで日本語訳の円盤とか出してくれそうなだけいいと思う。

(※マイナーだと途中で日本で出さなくなったりする)